今日は前回紹介したバイクの秘密の続きを書いていきたいと思います。

今日のお題は逆輸入車の車体番号の秘密です

逆輸入・輸入車の車体番号(シリアル番号)は以下の3セクション・7ブロックから構成されていて、それぞれに意味が割り当てられています。

生産国形式番号仕様変更
バージョン
Check digit製造年製造工場シリアル番号
No.1No.2No.3No.4No.5No.6No.7
JH2RC46000001
SC361
SC45
SC35
MF02
1HFRC28
ZDCSC43
MLHJC617 

No.1:生産国

最初の3桁はそのオートバイが生産された国を表します。
パーツリストには以下の種類が掲載されています。

オ  ー  ト  バ  イ
JH2Japan/日本9C2Blazil/ブラジルZDCItaly/イタリア
1HFU.S.A./アメリカ3H1Mexico/メキシコMLHTHAILAND/タイ 
YC1Belgim/ベルギーVTMSpain/スペイン  

No.2:形式番号

ホンダの場合は[1文字のアルファベット(排気量クラス)+1文字のアルファベット(用途種別)+2桁の数字]で構成されています。
例を挙げると

MC08VT25FE NC30VFR400R PC35CBR600F4
RC30VFR750R SC36VTR1000F   

ただし、この命名法はホンダの初期モデルには該当しません。
用途種別について詳しくは前回の記事、バイクの秘密を参考に…

No.3:仕様変更・バージョン

車体の機械的な仕様変更やバージョンアップを表し、コードとしては2、A、B、C、D、Uが一般的ですが、0、3、4も存在します。

No.4:Check digit(チェックデジット)

0~9とXが存在。バーコードなどで読み取りエラーを検出時に使い、流通段階などでの管理でも利用されているらしいです。

No.5:製造年

パーツリストにはKからしか記載はありませんが、アルファベット21字+数字9個を使い、30年で一巡と思われます。

記号                  
A1980B1981C1982D1983E1984F1985G1986H1987J1988K1989
L1990M1991M1992P1993R1994S1995T1996V1997W1998X1999
Y2000120012200232003420045200562006720078200892009
A2010B2011C2012D2013F2014D2015E2016F2017G2018H2019

No.6:製造工場

製造工場コード。

記号工場名MM記号工場名MM記号工場名
Ohio/アメリカMomtesa/スペインManaus/ブラジル
Alast/ベルギーAtessa/イタリア鈴鹿/日本
埼玉/日本熊本/日本栃木/日本
Guadalajar/メキシコ浜松/日本SouthCarolina/アメリカ

No.7:シリアル番号

基本的に通し番号で、輸出仕様は6桁。仕様変更などが行われても基本的には連番がふられ、モデルチェンジの際は先頭の数字が変更される場合が多い。

第3ブロックは車体の仕様をあらわすが、直接仕向け地を表してはいない。
仕向け地個別に決められたエリアコードで最終的な仕様が決められる。
よく言われる[ED仕様]とは[車体仕様:A 仕向け地:欧州直販]というのが正しい。
例外的なものとして、オーストラリア向けモデルのように車体仕様コードと仕向け地のエリアコードが同一の場合もあり、同じ仕向け地モデルでもベースとなる車体仕様が年度によって変更される場合があります。
例えばRC46のEDは、1998年、1999年はA仕様車体がベース。2000年、2001年はD仕様車体がベースに使われている。

車体仕様とそれに含まれる可能性のある仕向け地のエリアコード

CM:カナダG/YC:ドイツ
E/YB:イギリス
ED/YE:欧州直販
F/YD:フランス
フィンランド、イタリア
ND/YG:北欧
SW/YF:スイス
U/YH:オーストラリア
G:ドイツ、DE:デンマーク

普段何気なく見る車体番号…
調べてみると発見がいっぱい!!

今回の記事は転載転記による情報に加筆したものです。
10年前に参考にした情報で転載元のHPが消えておりました。
記載間違いなどありましたらご指摘いただけると幸いです。

次回のネタは何にしようかな。。。
バイクの機構的なお話に行こうか、
バイクの名前の由来に関するお話にしましょうか。。。

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